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アメリカファースト?はあ?アメリカが外国に搾取されたことがあるのか?

 トランプ新大統領がアメリカファーストを就任演説で主張した。

 前からこのひとはそう言っていたが、就任演説全文の訳を新聞で読んだ。

 「はあ?アメリカの庶民をひどい格差社会に落とした原因が外国だっていうのか?いい加減にしろよ」と思った。

 アメリカファーストと聞くと、今までアメリカが外国から食い物にされてきた印象を受ける。

 「メキシコ国境に壁を作る」とトランプ大統領は言うが、これではメキシコ人が好きで自分の意志でアメリカに入国したように聞こえる。

 でも実体は違うだろう。
 北米FTAで、メキシコの農業はアメリカの安価な遺伝子組換え農産物などに責められて衰弱した。農民は失業し、生活できないから仕方なくアメリカのための労働者になったというのが実態だと聞いている。

 それを進めたのはアメリカ中心の多国籍企業じゃないか。
 米庶民を格差社会に叩き込んだのは、ウォール街、多国籍企業、1%のスーパーリッチじゃないか。

 メキシコ人は、いい迷惑だ。被害を受けた上に、元凶呼ばわりされて。

 アメリカはいつもアメリカファーストだったじゃないか。日本に基地を置いたのだってそうだし、北米FTAだってそうだ。
 当たり前だろ。自国が自国の利益を考え、行動するのは。アメリカは今までだってそうしてきた。
 (日本は、アメリカファーストだったけどね)

 アメリカの庶民を苦しめる元凶は、外国ではなく、アメリカ国内にいる。
 ウォール街に、ホワイトハウスに、多国籍企業や大銀行にいる。

 それを外国が原因みたいに言うのは、問題をすり替えて、本気で解決する気がないということだろう。
 
 国民の不満のガス抜きのための劇場政治だろう。

 こういう人に熱狂するアメリカ庶民は、また痛い目にあうに違いない。

 また、問題の元凶の一つとされてしまう日本もひどいめに合うに違いない。
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by isehyakusyou | 2017-01-25 09:44
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