北朝鮮、アメリカ、日本の軍事協力

 前回、北朝鮮VSアメリカの危機について書いた。
 そしたら、昨日のラジオのニュースで、トランプ大統領が「キムはスマート(頭がいい)」と発言したとのこと。

 これを聞くと、トランプ大統領は、北朝鮮をすぐにやるつもりではないように思えて、前回書いた自分の危機感が薄まった。

 「キム、お前は頭がいい。今の状況、わかるよな?お前が生き延びたいなら、どう振る舞えばいいか、スマートなキムなら、わかるだろう?」と言いたいのではないか?

 アメリカは、北朝鮮が、挑発的なことを言いながらも、妥協点するのを待っているように思えた。

 もし北が、韓国や日本をやるなら、北朝鮮は米と全面的に戦うことになるだろうし、そうなると中国も黙っていなくて、それこそ大変なことになる。

 でも、誰もそれを望まないだろう。おそらくキムさんも。

 今回の状況で、実は、アメリカの真の狙いは、日本の駆けつけ警護から始まる軍事化なのかもしれない。
 現状、北の危機がある中、北に対する米の軍事威嚇への協力を反対する人間は少数派だと思う。「北は怖いから、軍事協力は仕方がない」と多数は思うだろう。
 米の真の目的は、北の脅威排除ではなく、北の脅威を煽りながら、日本国民に反対させず日本の軍事協力を進めることかもしれない。

 北のミサイル実験、北の核施設攻撃、米空母日本海入りなど、ものすごく強調しているように思える。本気で北をやるなら、それは軍事機密で秘密保護法もので、国民には知らせない気もする。
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by isehyakusyou | 2017-05-02 11:36 | Comments(3)
Commented by taichit4 at 2017-05-03 13:26
 名前は忘れましたがアメリカ本土の防空責任者が「夜も眠れないほどの不安がある」と言っていました。疲れた表情で、責任感と焦燥感が滲んでいました。
 アメリカの絶対防衛圏は太平洋です。前線基地、緩衝地帯としての韓国、前線基地を支える兵站拠点としての日本。韓国と日本のダメージはアメリカにとってもダメージです。しかしできれば戦争はしたくない。
 そう考えると、戦争を回避しつつ最低限度の米国防衛を担保するために「核開発」を容認する。しかし米本土を射程に収める核弾頭、核爆弾の運搬手段(投射能力)の開発は放棄させるというところが落としどころではないでしょうか。
 具体的には「核保有」そのものは認め、大陸間弾道ミサイル、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の開発は放棄させる。そうすれば米本土への直接の脅威はなくなるわけですからね。
 極端な話、韓国や日本が核攻撃を受けても、べつに米本土は無傷ですからね。緩衝地帯としての機能をある程度減じても、あるいは失っても、許容できるダメージの範囲内と考えられなくもない。と私は思います。
 我国としてはアメリカを焚き付けて脅威の種を排除するか、それが難しければ、ま、難しいかもしれない。独自の防衛能力を質的に改善して、敵性国家への反撃能力を保有しかないと思います。あくまでも被爆国としての矜持を保ち、通常兵器のみで強力な反撃力、報復力を持つことも技術的には不可能ではないので、日本はそういう道を歩みべきだと思います。
Commented by taichit4 at 2017-05-03 23:02
補足、一般には自衛隊が「米軍に協力する」ように見えるかも知れませんが、残念ながら自衛隊が「米軍に協力してもらっている」「協力してもらわなければならない」というのが実際です。日本が自前で配備している弾道ミサイル迎撃システムは、アメリカの早期警戒衛星からの情報提供がなければ機能しません。韓国でさえ発射直後の探知はできません。世界で唯一、アメリカだけが、発射直後の熱源を感知して弾道ミサイルの発射を探知する能力を有しています。自衛隊のシステムが機能するために死活的に重要な情報で、現状、アメリカに情報提供という形で協力してもらう他ありません。また、保有する迎撃ミサイルも数に限りがあるのでアメリカのイージス艦にも日本防衛のために協力してもらわなければなりません。
Commented by taichit4 at 2017-05-03 23:20
ああ、それからたくさん書いてすいませんが、空母の航跡が伝わってくるなんてほんとうに変ですよね。おっしゃる通り、本気なら空母の動向なんて秘中の秘ですよね。帝国海軍が米海軍と繰り広げていた死闘はいかに敵の空母を先に発見するかという戦いでしたもんね。爆撃機を飛ばしたり、潜水艦が浮上したり、空母を見せたりして、恫喝しているんですよね。交渉で譲歩を引き出すための道具。そう考えると自律した軍事の尊厳が損なわれるようでなんだか悲しい。あ、他人のブログで自己の感懐を述べてしまいました。
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