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TPPの恐怖・ISD条項

 農に直接関係はないのですが、すごく影響があると思うので書きます。

 農に関する法律が、外国の投資家によって変えられてしまうかもしれないからです。

 「TPP黒い条約」(集英社新書)という本を読みました。

 TPPにISD条項というのがあるようで、これは非常に恐ろしいようだ。
 それは、国際的投資家や多国籍企業が、自分に不利益をもたらせた国家を、国際裁判で訴えられ、その判決に国家が従うというもののようだ。

 「TPP黒い条約」では「国家は外国投資家によって一方的に国際裁判に引っ張り出される卑小な存在になってしまう。外国投資家の方が優越し、国家を超える権利をもってしまうことになる」(100ページ)
 
 そして「国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」という憲法に「但し、投資家対国家紛争を裁く国際裁判所の判断に従うことを要する」という条文を勝手に書き加えることになるという。

 その裁判は「世界銀行傘下の国際投資紛争センターで行われ、世界銀行はアメリカ支配が最も強く、裁判は密室で行われ上訴は不可、裁判の基準は『投資家にとって不利益があったかどうか』になる。」(「(株)貧困大国アメリカ・岩波新書160ページ」)

 上記の記述が正しければ、日本は、外国投資家に支配され、憲法も法律も捻じ曲げられてしまうのようになるのだ。
 
 恐ろしすぎる。

 しかし、秘密保護法や集団的自衛権の強引さを見ると、その背後の力はそうしたことをしかねないと感じる。

 上記の記述が正しいなら、日本の官僚は日本国をアメリカに売り渡すのか?
 「美しい日本を守る」など言っていた政治家はやはり嘘つきの売国奴なのか?
 マスコミの多くはなぜそうした国の根幹にかかわる問題を国民に伝えようとしない?

 上記の記述が正しいなら、みんな狂っている。
 恐ろしすぎる。

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by isehyakusyou | 2014-08-27 22:34 | Comments(1)

今、8月末は南関東では大根の種まき時期です

 今日、冬大根と冬のカブの種まきをした。11月~12月に収穫するには、今週か来週に蒔くしかない。それを逃すと寒くなって育たない。みんな、がんばろう!!

 写真は今日蒔いた種。
 農協の「うまい煮大根」。短い大根で、去年の種を使ってみた。でるかな?
 下の茶碗に入っているのは、今年の春に種を取った、大蔵大根の三代目種。野口の種苗店から一昨年買ったものを、去年種取って育て、また種を取った。
 右上はカブ。同じく野口種苗店の金町カブの二代目だ。
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by isehyakusyou | 2014-08-25 22:30 | Comments(0)

有機無農薬キュウリの育て方

 これは2014年に私が育てた結果報告です。

1 土づくり
 
 「伝承農法を活かす家庭菜園の科学」(木嶋利男著)によれは、キュウリは深く耕し、中途半端な有機物を嫌う、リン酸を好むとある。
 早めに有機物をすき込み、土にする。
 昨年の秋には一畝6mに牛糞9kg×2くらいと5kgくらいの鶏糞をすき込んだ。

 1月23日に、米ぬか、牡蠣殻の有機石灰を入れた。

 キュウリは、リン酸が好きで、米ぬかにはリン酸が多いので、有機農業なので、米ぬかを蒔く。米ぬかは、土にきちんとなじまないと、かえって悪いらしい。寸前に蒔くのはよくない。苗を植える5月までにはなじんでほしいと思っている。3kgくらいは入れたかな?(正確に測っていません)
 石灰も蒔いた方がいいと本に書いてある。あとは牡蠣殻石灰、無機の苦土石灰は土が固くなると聞くので、牡蠣殻の有機石灰を入れた。量は適当、表面が白くなるくらい。

 キュウリは、深く耕した方がいいらしい。50~70cmくらい掘ってみた。
 これで深いかはわからないが。
 掘って2~3か月おいて、元に戻し畝をつくった。こうすると、地下の土に空気が当たっていいと上記の本にあった。

2 苗植え
 棚を作って苗を植える。
 今年は4月25日。近所の苗やでGWに入るとどんどんいいのがなくなるので早めに購入。
ここが素人百姓の弱いところ。種からすべてできればいいが、苗に頼ってしまう。苗は有機無農薬かわからないし、F1かもしれない。でも収穫するためには、今のところ苗も使う。
 苗屋の苗を8つ、うどんこ病に強い苗を1つ、接ぎ木苗を1つ。植えた。
 この苗に特色がある。苗屋の苗は6月半ばから7月半ばまですごく取れて、ぱたっと枯れてしまった。
 うどんこ病に強い苗と接ぎ木苗はその後も生き残って収穫できたが、ウリハムシに食われて枯れた。
そうした特徴があった。

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4 種まき(地面蒔き・ポット蒔き)
並行して、種も蒔いた。野口の種、奥武蔵 地植えとポットと両方。

 地植えは、その後、小さいうちにウリハムシに食べられて全滅。
 ポットは畑と少し離れた自宅の庭で育成して、大きくできた。

5 コンパニオン植物
 長ネギがキュウリと共植すると生育によい効果があり、ウリ科の成長を阻害する土壌病原菌を退治してくれるという、ウリハムシが長ネギの匂いを嫌うという話もあり、長ネギを株間に植えた。
 (根を絡ませる必要があるらしい)
 長ネギは去年育てたネギでネギ坊主ができた硬いものを使った。
 これなら他の草に負けず、二代目長ネギもできて一挙両得だ。

 6 成長
 きゅうりのその後は水やりが大切。毎日のように水をやりに行きました。たくさん水をあげました。

 
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 写真は初収穫の頃の棚のキュウリ。コンパニオン植物の長ネギも見えるでしょう。

 7 収穫
 6月12日に初収穫。
 今年は土づくりに努力したためか、それから7月10日ごろまで大収穫。一日5~8本くらい。ウリハムシもつかない。楽しみにしてくれている近所の人にも配った。

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 8 第一期終了 
 7月10日ごろ、あっという間に苗屋の苗が枯れた。寿命なのだろう。
 
 9 その後
 「うどんこ病に強い苗」と「接ぎ木苗」が生き残り、いくつかキュウリの実をつけてくれた。しかし、ウリハムシに葉を食べられて、実をつけられなくなり、8月半ばで枯れた。来年はこの苗にウリハムシが付かないように網で囲いたいと思った。写真は生き残った「うどんこ病に強い苗」ウリハムシには弱かった。

 
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 ポットで育てた「野口種苗店」のキュウリが一株だけ地這いで生きている。今後、それについても書きます。
 他のは他のキュウリの株、雑草に負けてしまった。
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by isehyakusyou | 2014-08-25 22:21 | Comments(0)

キュウリの第二期終了

 棚で作ったキュウリが終了した。
 苗屋で買った、普通の苗で作ったものは6月半ばから7月半ばで終了した。今年は一日5~8本くらい、たくさん取れた。

 その後、「接ぎ木苗」と「うどんこ病に強い苗」が生き残って実をつけていたが、ウリハムシに食べられて後半ダメになり、枯れた。

 それで棚を解体した。

 あとは、野口の種から作った、地這いの株が一つだけ生き残っている。一本キュウリを収穫した。これから収穫できるのか?

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 なぜか普通の苗からできた苗が黄色くなっていて、種ができているのを発見。F1じゃないのか?この種で次世代が育つのか、と考えた。

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by isehyakusyou | 2014-08-22 08:31 | Comments(0)

トマトの豊作・ナスの収穫・大豆の害虫マメハンミョウ

 今年のトマトは豊作です。
 ミニトマトではない、大きいトマトがこんなに取れるのは10年間で初めて。
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 ナスもまあまあ収穫できています。
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 大豆は少し前に、細長い蜂みたいな頭の赤い虫(マメハンミョウというらしい)に葉が食われていた。虫を押しつぶして殺して、他の葉に擦り付けて、威嚇してみたら、三回(三日)くらいで、こなくなった。農薬・殺虫剤は使っていない。
 そのあと、新しい葉が出てきて元気だ。
 この大豆は、地元の在来種、津久井在来だ。地元の在来種は風土があっているためか、強い。
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by isehyakusyou | 2014-08-22 08:22 | Comments(0)

アメリカが日本の食物自給率に攻撃をし続けている。食物自給率への提案

 私の勧めた「(株)貧困大国アメリカ」に以下の記述があります。

「ターミネータ種子の特許成立は世界のパワーバランスを大きく揺さぶることになるだろう。種子が手に入らなくなればその国の自給率はゼロになるだろうからだ。」

「アールバック元(アメリカ)農務省長官は食の重要性についてこう語っている。『食料はアメリカが持つ外交上の重要な手段です。とりわけ、食料を自給できない国に対しては有効でしょう。ただ穀物の輸入を止めるだけでいいのですから』」

「1970年代終わりから多くの政府高官や企業群の掲げた『食料は武器だ』というアメリカ政府の主張は、この間ずっとぶれることがなかった。」

(156ページ。是非買って読んでください)

 私はかつてこう書いた。(飢餓がない!恐ろしい日本の食物自給率・2014年3月20日)
 「もし、アメリカが食物の輸入ストップなどの制裁措置を日本にとったら、日本の相当のパーセントが餓死する可能性があるということだ。

 日本がアメリカに逆らえない理由の一つもここにあるに違いない。

 
 これに加えて種の自立もある。種の輸入がストップしたら農作物を育てられないではないか。」

 私が被害者の側で何となく感じていた食物自給率についての圧力を、「(株)貧困大国アメリカ」では加害者側の発言としてはっきり書いてあった。

 アメリカは日本の食物自給率を下げて、アメリカの食物支配を行うようにしようと、食物戦争を仕掛け続けてきたと言っていいだろう。

 
 太一さんは私の食物自給率の危機感について、数字のマジック、廃棄食品の多さ、国産野菜・魚の存在などをあげて、それほどではないと意見された。

 確かに、そうした要素はあるとは思う。農産省が自省の利益のために危機感をあおるように数字を扱っているという話も聞く。

 しかし、私は、食物自給率には楽観ではなく最悪を想定した危機感をもつべきだろうと思う。60%が餓死しないとしても5%が餓死するだけで大問題でしょう、それだけでアメリカに屈する十分な理由になる。20人に一人が死ぬだけで大変な問題だ。

 その上、上記のようにアメリカは食物戦争を日本に仕掛けてきており、日本の食物自給率を下げようと攻撃しているのだ。楽観視をして無防備だったら、食物戦争に負けるに決まっている。
 現にTPPで多国籍企業の遺伝子組み換え農産物(とセットの農薬)が日本を征服するのではないかという危機が迫っている。私は全然楽観視なんてできない。

 それでどうするのか、食物の自立を確保するのはどうすればいいのか。

 一つ提案をしたい。

 私のように自給を目指し、農作業をするのもある。しかしできない人も多いと思う。

 そこで、良心的な生産者の食物を買って、食べる。それで良心的な生産者を支えるという方法を提案したい。世の中には安全にこだわって、良心的な野菜や肉を作っている生産者もいる。その人たちの生産物を食べれば、消費者も安心安全だし、良心的な生産者たちも生産を続けられる。
 またそれが以前提案した、小規模地域での食物自立につながると思う。

 手間がかかり、お金も少しかかるかもしれない。しかし、国の独立、自由、個人の安全、安心のためなのだ。崇高な目標のためなのだ。
 
 私の家族は、もう20年近く、宅配の食べ物を注文し続けてきた。
 野菜、肉、加工品など。3か所で頼んでいる。

 パルシステム
 http://www.pal.or.jp/syouhin/

 生産者と消費者が手をつなぐ会
 http://www.tunagukai.com/

 生協
 https://www.coop-takuhai.jp/

 私は食の自立について調べて考えてきて、実は家族のしている宅配は大変大切で意味のあることだと思った。家族に敬意と感謝を持ちました。

 TPPで、こうした良心的な生産者と宅配制度が潰されないように見守り、戦っていきたい。

 
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 写真は、遺伝子組み換えでできた鶏、羽がないのでその分成長に経費がかからず、羽を取る手間も省けるそうだ。もう食用に使われているという話も聞かれる。
 食いたくねえ~。
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by isehyakusyou | 2014-08-15 00:05 | Comments(3)

TPPで日本の農は多国籍企業に征服されるか

 このブログで紹介した「(株)貧困大国アメリカ」を読み終わった。(「ルポ貧困大国アメリカⅡ」も読了)
 これを読むとモンサントなどの食物の多国籍企業が、遺伝子組み換え作物で世界の農を征服しようとしているようだ。

 モンサントは、遺伝子組み換え作物とラウンドアップという農薬を合わせて生産させる。ラウンドアップは、遺伝子組み換え作物以外のすべての植物を枯らす農薬だ。

 モンサントのやり方について参考の情報。
http://ameblo.jp/izow/entry-11090150285.html

 これによれば、モンサントは、ラウンドアップでも死なない作物の遺伝子組み換え種子を作った。それを強引な方法で普及させる。また、在来種などをいろんな方法で駆逐していく。モンサントの種は、一代限りで次世代のできない種だから、毎年モンサントの種を買う。
 さらに恐ろしいことに周囲の農家が別の種で栽培しても、モンサントの花粉が入れば、遺伝子組み換えの情報が入ったとして、「知的財産」侵害で「知的財産保護法」により特許権侵害で訴えて、特許料を払わせるか、モンサントの種を使わせる。

 以下、「(株)貧困大国アメリカ」の情報。

 アメリカでは、モンサントが一部議員と結託し、「モンサント保護法」と皮肉られる法律を作った。
 それによれば、「遺伝子組み換え食品で、消費者や環境に被害が出ても、因果関係が証明されない限り、司法が種子の販売や栽培停止をさせることは不可」とした。
 これに対して反対署名が25万人分集まったが、無視されたとのこと。
 遺伝子組み換え作物で健康被害が出ても、モンサントは訴えられることはない。因果関係の科学的証明も圧力がかけられ、反対意見は雑誌不掲載、編集者の解雇などされているようだ。
 
 さらにアメリカでは、「遺伝子組み換え食品に表示義務がない」。これもモンサントらが圧力をかけて、そうしているらしい。

 アメリカでは、また、「食品安全近代化法」が可決され、それにより中小の農家を潰そうとしている。
 この「食品安全近代化法」は、以前、このブログでも紹介した。
http://isehyakusy.exblog.jp/19664856/

 「(株)貧困大国アメリカ」によると、この法律での、水質基準の維持のための費用だけでも、莫大で中小の農家は農業ができなくらるらしい。
 小規模農家は適応外だが、そうした農家は免除のため膨大な書類を書かねばならず、「適切に書かなければ取り締まられる。」

 さらに、「食品安全近代化法」では「農家に在来種の種子を保管して翌年使うことも禁止している。」

 (在来種を潰そうとしているのだ。
 在来種を潰して、モンサントの遺伝子組み換え種を農薬込みで使わせる目的なのだろう。)

 日本とTPPとモンサントの関係はどうだろう?

「2011年11月11日、田中康夫氏の衆議院予算委員会にて、経団連会長の米倉弘昌氏が、会長を務める住友化学がモンサント社と長期協力計画を結んだ上で、TPPを推進している事実に言及した。」

 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65775032.html

 http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/459b2bd8ec80da666c42d04edbae66be

 遺伝子組み換え作物と農薬で、世界の農業を征服し、人々を支配しようとする、恐ろしい陰謀が、日本でも着々と進行しているように見える。
 食で世界を支配し、金の奴隷にしようとしている国籍企業が、在来種も、有機無農薬農業も潰そうとしているように思える。

 どうしたらいいか?
 
 みなさん、是非とも「(株)貧困大国アメリカ」を読んでください。

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 (写真は今年2014年有機無農薬栽培で取れた夏野菜の収穫)

 あと私の反TPPの歌もYOUTUBEに載せました。

https://www.youtube.com/watch?v=IqsCQhAJrEw
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by isehyakusyou | 2014-08-04 17:38 | Comments(0)

トマトの出来

 今年の大きいトマトの出来がいいみたいだ。
 麗夏という種類の苗。
 去年も草ぼうぼうの畑で健闘していた。
 以下の写真は数日前の収穫。一回で大きいのが三つも取れた。今年は、今までに10個くらい取れた。まだ取れそうだ。こんなに取れたのは初めてだ。いつも大玉トマトは惨敗してきた。
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 (写真を見ると7月半ばまで取れていたキュウリが枯れて、残った「うどんこ病に強い苗」と「接ぎ木苗」が残ったが、ウリハムシに実も食べられているのがわかるでしょう。)

 トマトは、まだ取れそうだ。青くて大きい、これから熟すトマトが見えるでしょう。
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by isehyakusyou | 2014-08-03 19:34 | Comments(0)