イスラム国の関係で考えると、シリアで何が起きているのか?と考えた。
大量の難民が出ていることは、新聞でわかる。 しかし、なぜ、シリアで大量の難民が出ているのか、理由がわからない。そのニュースは少ないように見える。 多宗派が国内で反目し、圧政で、内乱が起きた、など調べると出てくるが、多宗派対立で圧政の国は多いだろう。なぜ、こんな難民の出る内戦が起きるのか? インターネットで調べると、シリアンガールという人の、「なぜ新世界秩序、シリアを嫌うのか」という動画を見つけた。 https://www.youtube.com/watch?v=Qhe-8TzDkok この記事は興味深い。 しかし、この記事の信憑性はわからない。 「シリアにロスチャイルド中央銀行がない。シリアにIMFに借金がない。シリアに遺伝子組み換え農業がない。シリアはシオニズムに反対している」などの話は興味深い。 この話が本当なら、シリアは、欧米の1%富裕層と戦う国ということになる。グローバリズム、新自由主義経済と戦う国ということになる。 この話は、欧米の1%富裕層にとって都合の悪い話だ。だから、欧米から出た話ではあるまい。 シリア政府側から出た話だろう。 反グローバリズムの国シリアで、なぜ内戦なのか? 今日9月28日の東京新聞には、「フランスがシリアのイスラム国を空爆する」というニュースがあった。「フランスはシリアのアサド政権が倒れてほしいから、今までイスラム国を叩くことはしなかった。イスラム国が、シリアのアサド政権を倒すのを期待して、イスラム国を叩かなった」とある。 やはり、欧米の1%富裕層にとって、シリアのアサド政権は倒れてほしい政権なのだ。アサド政権は、反グローバリズムである証拠が高まった。 赤旗には9月25日日曜版にダルウィッシュ・ホサムというアジア経済研究所の人の発言が出ている。 これによると「2010年以降、アラブの春の民衆蜂起の波がシリアに及ぶと政府は残虐な手段で弾圧、紛争の死者24万人、大多数は政府の無差別空爆や樽爆弾の被害者」とある。 アサド政権を非難している。 「民衆は武装蜂起し、他国や地域大国の紛争介入につながりました。」とあるが、民衆蜂起に、利益もなく他国や地域大国が介入するはずはない。大体「他国」「地域大国」とはどの国なのか? 多宗教、多民族を圧政で抑えている国は多いだろう。 圧政に反抗する民衆もいるだろう。 問題は、「他国や地域大国の紛争介入につながりました」というところ。 反グローバリズムのアサド政権を倒すために欧米やイスラエルが反体制の民衆に武器供与をしたと読める。それで反政府派が強くなり、アサド政権と内戦に縺れ込んで、状況が悪化していったということではないのか? このホサム氏の属するアジア経済研究所は、日本の独立行政法人で、岸信介が作り、現在は自由貿易協定の研究をしている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80 グローバリズムのシンクタンクだろう。多分1%富裕層の側だし、グローバリズム、新自由主義経済推進派だろう。シリアが反グローバリズムなら、そこメンバーはシリアについて、よくない情報を流すに違いない。 とにかく、シリアが、これだけ難民出して、なぜ、シリアの理由をマスコミが書かないのか? これは何か怪しい。 欧米にとって都合の悪い事実があるんじゃないか?アサド政権を正当に倒したければ、虐殺したとかアサド政権の悪口をもっとたくさん、書くんじゃないか?イラクのフセインの時のように、クルド人を虐殺したとか。 そうではなくて、逆にアサドを倒すため、欧米が汚いことをしている可能性があるんじゃないか?それがあるから情報を流さないのではないか? こうしたことを書くのは、自衛隊がイスラム国と戦うのか、推測したいからだ。 アサド政権を倒すため、欧米がイスラム国を利用したいなら、アメリカは暫くイスラム国と戦わないだろう。自衛隊は、イスラム国と戦わないだろうと思うからだ。
by isehyakusyou
| 2015-09-28 10:26
|
カテゴリ
以前の記事
2023年 12月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2021年 10月 2021年 04月 2021年 02月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 06月 2020年 04月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 06月 2019年 04月 2019年 01月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 03月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 02月 2008年 10月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||