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TPP関連11法案をたった3時間の国会議論で通そうとする政府の異常さ

私がTPP反対集会で聞いた情報です。

TPPは12月9日の自然成立(条約は衆議院で決まれば参議院で決まらなくても、しぜん成立する)で国会承認される可能性が高い。

一方、全然、マスコミに話題にもならないが、TPP関連11法案を自民党政府は国会で通そうとしている。
これには著作権を強化して違反を親告罪から非親告罪にする法案も含まれている。
これが通るとインターネットで他人の文章の引用をしたり、情報拡散しただけで、政府から逮捕される可能性が出てくるという危険な法案も含まれる。(これが通れば、恐ろしい情報統制ができる)
こうした重大な11の法案を、9日までに自民党政府は通そうとしている。
しかも国会で議論した時間が、衆議院で0時間、参議院で3時間のみ。11法案だから1法案18分という素人でも、おかしい状況なのだ。

TPPが成立しないことを安倍首相でさえ認めているのにTPP関連11法案を通すのはおかしいでしょう。論理が成り立っていない。

TPP批判者はこれは、日米二国間FTAの準備法案だと言っている。

私もそうだと思います。

そうでないと、こんなに早く、重要な法案を、成立しないTPPのために作るのはおかしい。

そこまでして、トランプ新大統領に「どうぞ。日米FTAで搾取してください。何でも差し出しますから。準備は出来ていますよ。」というメッセージを伝えたいのです。

「日本は勝っています。」という大本営発表。その後、米軍が準備ができたら、B29出撃。日本中は空襲で火の海。逃げ惑う人々。
「TPPはできませんけど、自由貿易は大切だから承認します。自由貿易で儲かります」という自民党政府発言。
その後はFTAというB29による日本全土への空襲。
逃げ惑う人々。水も食料も金融も医療も、搾取され放題。
そうなるように思えて身震いします。

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by isehyakusyou | 2016-12-08 10:45
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