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トウモロコシには思い入れがある。
毎年、大学の友人が楽しみにしているので、おいしいのを作りたいと思っている。 ところが昨年は小さいのが少しできただけだった。悲しかった。 ここ神奈川県の中央部で、トウモロコシは、毎年、黄金週間に第一弾をまいている。それから一週間ずらして5月1週、2週に蒔いてきた。農協のスーパーマロンという種だ。 確か、第一弾、第二弾までは収穫できたと思う。 2010年は5月4日、2011年は5月6日、2012年は5月4日に第一弾を蒔いている。黄金週間の時期だ。 トウモロコシが大収穫できた、2010年の記録を見ると、5月4日に蒔き、7月20日には自分で試食して「熟してうまい」とあり、友人と食べたのは7月24日か25日だろう。 スーパーマロンの袋を見てみると、約87日で収穫とある。 5月4日から5月は27日、6月は30日、7月20日まで足すと77日だ。袋の説明より10日早くできている。 今日、第一弾の種を蒔いた。5月4日に蒔くより5日早いから、2010年基準なら7月15日に食べられる。袋通りならば、7月25日に食べられることになる。 ちなみに記憶では5月20日ごろ蒔いた種は収穫できなかった記憶がある。収穫が8月に入ると暑すぎるからかも。 写真は2010年7月のトウモロコシ ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-29 14:00
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夏野菜の苗を植えた。今日、おととい、その前の日に急いでやった。明日から雨らしい。
今年の陣容は、ナス(ふつう6、長ナス2)、キュウリ(ふつう8、うどんこ病につよい接ぎ木苗2)、ピーマン5、伏見甘長(甘トウガラシ)2、中長ゴウヤ2、トマト(アイコ4、麗夏2)。 土地が前の三分の二くらいに減ったので、集約農法をしなければならず、今年も夏野菜への野口の種の導入は困難だった。素人なので種で作ると、カブごとの収穫は少しになる(たぶん一株に一つか二つ)。そうすると広い面積を使えれば、そうした苗でもいいが、面積が狭いとそれはできない。 ただ、今後、キュウリ(後追いで作る)、インゲン、オクラは野口の種で育てる。 ナス、トマト、ピーマンなどについて野口の種の使用が今後の課題だ。 写真手前は、大きくなってきた玉ねぎです。 ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-28 17:11
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8年間、この素人百姓日記をはじめたころから、使わせてもらっていた畑を引っ越すことになった。50mくらい山寄りの畑になった。三分の一くらい狭くなった。
ここで初めて玉ねぎを作り、ナスやキュウリを大量に収穫し他人にあげたり、大学の友達と 遊んだり、トウモロコシを作って一緒に食べたりした。 原発事故があり、放射能測定し、反原発ソングもここで歌った。 思い出のいっぱいあるこの畑も4月で終わりだ。 さようなら、ありがとう。 ![]() 植わっていた大根、カブなどをコンポストに入れた。野口の種のものは畑に活けて種を取るつもり。 ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-28 17:02
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ある程度ジャガイモが成長したら、出てきた芽を抜いて2本にするのです。
そうしないと小さいジャガイモばかりになるという。 ミカンの摘果とか大根の間引きと同じ原理ですね。 かわいそうだけどしかたないので抜きます。 ![]() 左は抜いた株。右はこれから抜く株。 ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-25 19:51
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昨日、今日とナス、ピーマン、キュウリの苗植えを一部した。
黄金週間にしようと思ったけど、そのころには近所の苗屋さんにいい苗がなくなるのを思い出して、早めに一部やった。 本当は、野口種店のF1でない、在来種種で育てたい。しかし、引っ越しして、土地が狭くなって、確実に収穫を狙うとすると苗に頼ってしまう。種だと、うまく苗ができず、収穫が少ないくなる。土地が広ければいいけど、狭いと、確実に収穫をしたい気持ちになる。来年は実験で苗を一部作ろうかな。 それから、キュウリは野口の種も併用するし、長ネギ、玉ねぎ、オクラ、インゲン、大根、カブなんかは野口種店の在来種で育てています。 (知らない人のために説明すると、普通のどこでも売っている種はF1です。これは次世代の種ができない。おしべがない突然変異の株を品種改良に使うから。おしべがないと花粉をつけやすいから。野口種店の種は普通に次世代の種のできる在来種です。形はそろわないけど、自然に近い。) ![]() キュウリの苗です。風が強い場所なのでビニールで風よけを作る。またコンパニオンプラントというやつで長ネギと一緒に育てると土壌病害を防ぐと「伝承農法を生かす家庭菜園の科学」に書いてあったので、去年からキュウリの合間に長ネギを植える方法を導入した。去年はよかった気がした。 このネギは枯れるがその後、新長ネギが生えてくる。 ![]() ミニトマト、アイコです。皮が厚くて保存しやすく、家族に好評。 ![]() ナスです。 おととし、暑い時期、長ナスがたくさん収穫できたので、今年は長ナスを2本植えつけた。台湾の人と島根の人が地元のナスは長ナスばかりと言っていた。 ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-25 19:47
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去年、室内で観察した椋鳥たち、椋彦や椋十たちが帰ってきた。
しかし、椋鳥は、古巣を懐かしがるとか、そうした感じでなく、古巣を自分のものにしようとして椋鳥同志で戦いを繰り広げた。 2か月ほど前に、去年の自分の部屋の雨戸の隙間にできた椋鳥の巣を、椋鳥たちが激しい戦いをして奪い合ったのだ。相手をつついたりして、厳しい生存競争を感じさせた。 そうか、そうだよな。安全な巣を作るためには戦うんだよな。人間の領土争いと同じだ。 勝った椋鳥が巣を作った。 写真で右下の青いのが卵。 黄色いくちばしが見えるでしょう。 ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-23 15:54
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![]() アメリカで2010年に食品安全近代化法という法律ができたとのこと。 食品の食中毒をなくすための法律らしいが、批判的な人からは、ひどい批判を受けている。 畜産品以外の食品管理を、FDA(食品医薬品局)が行う。食品業者はFDAに登録し2年おきに更新する。FDAは、食品業者にリコール(回収)を要求できる。ただし、「275マイル以内の消費者に直接食品を販売し、年間の売上げが50万ドル以下の小規模農家や加工業者は、同法の適用除外」になる。 そういった内容だ。(「ウィキペデア」による情報です) 上記の内容だと食品管理の内容によってずいぶん違ってくる。 ひどい批判を読むと、「アメリカ政府のFDAという機関が、家庭菜園まで禁止する悪法だ」と書く人いる。 正確な情報がなかなか得られないが、一番メジャーな機関での批判は、赤旗の鳥取委員会の「鳥取民法」(2011年3月6日)もののようで、そこから引用します。 以下のカギ括弧内はすべてそこからの引用です。(もし引用に問題があれば指摘してください) 「米国では、多くの中大規模農家が、ポストハーベスト、農薬耐性の遺伝子組み換え種子と農薬のセットで生鮮野菜・果物を微生物による汚染から防いでいます。」ということが書かれている。 アメリカでは、遺伝子組み換え種子による農業をし、農薬で害虫を防ぐなどの非有機農業をしているようだ。この背景にはモンサントという巨大な種メーカーの企業があるらしい。遺伝子組み換えの種は農薬とセットで、全く有機農業でない農法をモンサントが広げているのだ。 「現在、放射線照射食品は米国をはじめ世界各国に流通しています。FDAは、全食品への殺虫を目的とした放射線照射を許可しています。 また、米国では、ジャガイモに発がん性のある除草剤クロルプロファム、小麦にマラチオンなど、穀物、果実、野菜などに多数のポストハーベストが認可されています。大量・長期貯蔵、長距離・長時間輸送に対応するためです。」 アメリカでは、放射線照射食品が許可されている。長期貯蔵、長距離運搬のために多数のポストハーベスト野菜が認可されているみたいだ。 「今回のTPP交渉では、カーギルやモンサントの圧力で、知的財産権が強化されると報道されています。また、そうした企業が日本国内で農業に乗り出すとも伝えられています。」 モンサントやカーギルという巨大な植物種の企業が、遺伝子組み換え種子と農薬のセットでTPPに合意すれば、日本に上陸するかもしれない。 さらに恐ろしいことが書いてある。 「1998年、カナダのカノーラ(=菜種)有機栽培農家が、モンサント社によって訴えられました。農家は、自然による不可抗力だと主張しますが認められず、その畑にモンサント社の特許遺伝子=知的財産権が入っているものがあったという事実は特許侵害にあたり、モンサント社に所有権が移転するとした主張を認める判決が下され、農家は最高裁でも敗訴しました。仮に、日本国内で遺伝子組み換えイネの栽培が解禁されたとすれば、同様のことが予測されます。」 近くから飛んできた花粉がついた植物が、遺伝子組み換えの入った種のものなら、知的財産だから所有がモンサントのものと裁判でなったのだ。 「そうした手段をとらない有機農家や小規模農家は、種子の管理を徹底しないと、遺伝子組み換え種子の会社から種子の所有権を主張されることになります。有機農家は、どういった手立てで、微生物の汚染から作物を防ぐのか(よく洗えば十分)。農薬やポストハーベストを使えば有機農法ではなくなります。そうした農家を農業から締め出すことになると、米国内でも懸念の声が上がっています。」 どこかから遺伝子組み換えの花粉が飛んできて、めしべについたら、できた種は知的財産の侵害になってしまい、モンサント的な農薬農業をやるか、農業をやめるかになるのではないかとの心配があるようだ。 「275マイル以内の消費者に直接食品を販売している、年間の売上が50万ドル以下であるという条件の小規模農家や加工業者は、同法の適用除外となります。今後、この除外規定がいつまで存続するかはわかりません。」 つまり、FDAによる規制が小規模農家に及ぶ可能性もあるようだ。 TPPが決まると、アメリカのルールを押し付けられることが多くなるようだから、モンサントの進出(遺伝子組み替え種子と農薬による農法の進出)があるかもしれないし、有機農業、自然農法が駆逐される可能性もあるのかもしれない。 本当なら、背筋の寒い話だ。 http://www.jcptori.jp/modules/news/article.php?storyid=1383 この食品安全近代化法についての書き込みの後に、食品安全近代化法についてのまとまって書いた本を発見した。 「(株)貧困大国アメリカ」(岩波新書・堤未果)です。 これによると、上記の批判は正しいようだ。アメリカ人からの意見が載っている。 これによると、この法律は、「FDA(食品医薬品局)の権限を強化して、アメリカ国民が食べ物を栽培し、売買し、輸送する権利を、政府が規制する法律」で、FDAの権限強化は食品大企業が望むことだ。 「食品安全近代化法は、地域の有機農業を破壊します。地元の農場を廃業に追い込み、この国の食料供給を不安定にし、地方の有機食品の価格を大きく上昇させるでしょう。」 遺伝仕組み換え栽培でアメリカの農業を征服し、それ一色にして有機農業を潰したい、モンサントなど大食品企業の意思のまま作られた法律のようだ。 他の記事に書いたけど、アメリカの農業、日本の農業の今後、日本の食物自給率に関心のある人には、この本は是非、この本をお勧めしたい。アメリカの農業の今が書いてあると同時に、TPPが締結されたら起こるだろう今後の恐ろしい状況について書いてあると思う。 ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-10 18:49
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育てた人は知っているだろうけど、ブロッコリーは生命力の強い植物だ。
寒さなんかものともしない。 春になって暖かくなると、どんどん花芽が出る。 ブロッコリーで我々が食べているのは花芽なのだ。あの小さい粒粒がつぼみで、ほっておくと花が咲く。 大きな初めの花芽を普通には食べているが、それを切ると、次々に脇から花芽が出てくる。 今は、ブロッコリーの盛りの季節だ。 ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-02 21:24
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今日はサトイモの種イモを植えた。
昨年育った、大きな親イモを他の人からもらって、物置に保管していた。大きな種イモを植えると、次の年も大きないいイモができる。 ところが、ほとんどが寒さで腐ってしまっていた!(三つだけ部分的に残っていた) あ~あ。 サトイモは、サツマイモより寒さに強いと思っていたが、そうでもないみたいだ。 自分の作った小さな種イモは、部屋で保管して、大丈夫だった。 大きな種イモも部屋で暖かく保管すればよかった。 後悔先に立たず。 ホームセンターで種イモ購入。 土垂(どだれ)という名前だった。 大きさは私の小さな親イモの大きいやつ程度で大きくない。 ![]() 遠い方の2畝は、腐りから残った3つのものと自分の種イモ。 近い方二つは、土垂です。 ちゃんと育ってほしい。 ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-02 20:04
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今日、4月2日長ネギの種を蒔いた。
一般的には、ポットなどで苗を育てて植え替えるのが普通なのだけど、私は20cmほどの溝を掘って、そこに種を直播して成長したら両側から土をかける方法でつくる。かつて「長ネギの作り方(自己流)」として紹介した方法だ。http://isehyakusy.exblog.jp/17318925 植え替えないから根が切れず、その場で成長できる。成長しても短いが、根切れで枯れるよりいいし、短いのは数で補う。 稲わらは保水のため。ネギは割と水分が好きだ。 また、それから、「伝承農法を活かす家庭菜園の科学」木嶋利男著という本によると、ネギは有機肥料を好み、多肥だそうで、今回は一畝にビニール袋一杯の牛糞を入れてある。 種は、野口種店の「石倉根深一本葱」だ。 種のできないF1ではなく、次世代の種のできる固定種の種だ。 ![]() ▲
by isehyakusyou
| 2014-04-02 19:55
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